食肉の偽装表示を見抜く

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食肉の偽装表示を見抜く

食品偽装表示を的確に見抜くには、賞味期限偽装に関しては保健所等の検査、産地偽装に関してはDNA検査を実施しなければ、業者に対して確証ある偽装の証拠を提示することは出来ません。

しかし、ラベル表示の内容や、貼り方、販売方法などを通して、信頼できる店とそうでない店を区別することはできます。これから5つほど例を紹介しますので、買い物の際の参考になさってくだされば幸いです。

1 食肉編

牛肉であれば米沢牛や山形牛、鶏肉であれば比内鶏、名古屋コーチンなどの、いわゆるブランド肉については、通常のスーパーで流通していることはまずあり得ないと考えてください。

こういったブランド肉は、出荷量も少なく、料亭や贈答品用に多くが流れていて、せいぜいデパートの高級食材売り場に少量並ぶ程度です。

もしスーパーで比内鶏というラベルを貼った鶏肉が大量入荷していたら、それは比内鶏ではなくて、比内の近くで育成されたブロイラーである可能性が大です。

おおむね次の事項が「全て」表面に表示されていれば信頼できる店と考えてよいでしょう。

(名称) 牛バラ肉(肉の部位まで記載していること)
(消費期限) 200○年○月○日
(使用した添加物) (滅多に表示されることはありませんが、整形肉の場合、結着剤などを使用しています)
(原産国または原産地) オーストラリア産(国内産の場合、表示義務はないですが、イメージアップのために山形産などとと書く場合が多いです)
(製造者等(輸入業者)の氏名又は名称及び製造所等(輸入業者)の所在地) ○○県○○市○条○丁目 (株)○○○
(保存方法) 冷蔵(○度以下)
(使用方法) 焼き肉用(生で食べようとする人はまずいないので無意味な記載かもしれませんが、これも法定表示項目です)

法定表示義務項目はこれだけなのですが、一般にラベルには、これらに加えて、グラム単価と値段も書いているのが普通です。

怪しい店というのは、「名称」「グラム数」「グラム単価」「定価」だけを表面に記載し、その他の項目は「詳細は裏面に記載」としているケースがあります。食肉加工食品の中でもハムやソーセージはかなり多くの添加物を使うので、イメージダウンを避けるために裏面に記載していることが非常に多いです。

また疑いだせばキリがないのが、原産国表示で、BSEで輸入禁止になった牛肉をいったんオーストラリアに搬入し、そこでしばらく貯蔵した後、オーストラリア産として出荷される場合もありますから油断が出来ません。

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