青果の偽装表示を見抜く

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青果の偽装表示を見抜く

一時期の中国産毒野菜騒ぎで、およそ通常のスーパーやデパートでは中国産と表示されたものはほとんどなくなりましたが、激安を売り物にしているスーパー等では中国産はまだまだ流通しているでしょう。

しかし、肉や魚とは違って日本の野菜の自給率はそれほど低くありません(85%程度)ですから、それほど神経質になる必要は無いでしょう。

あまりにも安いものは要注意ですが、いずれにしても残留農薬の問題は国産でも中国産でも程度の差こそあれ同じですから、流水での丁寧な洗浄や表皮部分を厚めに剥く等の方法で、食品安全は確保できると思われます。

また、青果類についても近年はトレーサビリティが確保されつつありますから、生産者の名前や顔写真付きで売られているような店から買うのが理想です。

有機農法野菜を前面に出した店もありますが、これについては2001年のJAS法改正により、有機農法JASマークが制定されていますから、必ず確認するようにしましょう。

激安店における中国野菜の比率は高いようですので注意した方がよいです。

中国産食材については、ポジティブリスト制度(基準が設定されていない農薬等が一定量以上含まれる食品の流通を原則禁止する制度。)の厳格な運用が頼みの綱です。

また青果類にはあまりブランド食品というのがありません。

愛媛のみかん、青森の林檎、茨城の白菜など、一般的な土地の特産が全国流通しているわlけですから、スーパーのポップを見て国産品を買えば良いと思います。近年は地産地消(その地で採れたものを、その地で消費する)が見直されています。

ただし、一部にはブランド野菜(果実)というのもあります。たまたま私の出身地である北海道夕張市特産の夕張メロンは、高級ブランドの代名詞となっていますが、実は、夕張メロンには3種類あるのです。

ひとつは純粋に夕張で栽培されたメロンです。狭い土地で丹念に作っているので価格も高く、それほど多く流通していません。

2番目は夕張メロン種として、夕張メロンの種苗を他の土地(一応、北海道内)で栽培したメロンです。

3番目は夕張郡の夕張近郊で栽培されたメロンです。番外として、一時問題になった、北海道の他の土地でとれたメロンを「夕張メロン」のシールを貼って、夕張メロンとして販売していた偽装メロン事件がありました。そして偽装メロンも含めて、どれも味は全くと言ってよいほど変わりません。

またマスクメロンの場合、表皮の網状模様がきれいに出ているのが上等品として値段が上がるという事実があります。

贈答用として使われる関係もあって見た目も重要なのでしょうが、普通に食生活を送るなら、夕張にこだわらずに、北海道産のメロン(富良野メロン、北竜メロンなど)を買うのが正解と言えます。

青果の自給率は高いと書きましたが、これが輸入果実や加工野菜になってくると話は別です。

特に加工野菜については、京蕗の水煮、わらびの水煮、枝豆など、私が調べた限りではほとんどが「中国産」でした。

中国産の野菜に中国産と表示するのは偽装表示ではありませんが、安全上疑義があるのは否めないでしょう。

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