TOPページ > 食品偽装表示の歴史 > 近年の食品偽装表示例
最後に近年の食品偽装表示例を見ていきましょう。
今世紀に入ってからの食品偽装表示の例は冒頭に例示したとおりで、記憶に新しいところですが、まずはBSEショックが始まりでした。
国がBSE感染の疑いのある牛肉の買い取り施策を実施したところ、大手食肉業者が次々名乗りを上げて、在庫品を不正に国に買い取らせていたというスキャンダルで幕を開けました。
そのうちの一社である雪印は、2年前のの2000年に関西地方で自社の乳製品による食中毒事件を起こし、度重なるスキャンダルで雪印は解体再編に追い込まれました。
その後しばらくは、牛肉にまつわる偽装や不正が相次ぎましたが、ここ数年間においては、ミスタードーナツ、不二家、石屋製菓、赤福などで、消費期限/賞味期限の改ざんが相次ぎ、製菓業界全体に不振の目が向けられることになります。
これら製菓会社はいずれも老舗あるいは大手と呼ばれる企業ばかりで、「大手企業なら安心」という神話は崩壊することになります。
そして再び精肉業界ではミートホープ社の様々な偽装事件がクローズアップされました。
そしてこの原稿を書いている2007年11月は高級料亭 船場吉兆における様々な偽装が明るみに出ています。
この流れを見ていきますと、悲しいことですが今後も偽装発覚は続いていくと予想されるといえるでしょう。
もう少し節度をもった経営を企業に求めたいところです。
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